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膜厚標準 の Q & A


標準とは?

検定済膜厚標準は鉄零点プレート(被膜なし)あるいはアルミニウム零点プレート(被膜なし)と2~3種類の被膜を搭載したプレートから構成されています。

プレートの寸法は少なくとも 35 x 35 x 2 mm必要です。500 ミクロンまではエポキシが搭載されており、 500 ~ 1500 ミクロンの間はアクリルが被覆されています。1500 ミクロン以上の標準は 38 x 70 mmのプラスチックブロックとなっています。.

個々の鉄あるいはアルミニウム(非鉄)プレートもまた被覆なしあるいは被覆ありのものが販売されています。寸法は 43x43mmで、 AS3894.3-200 要求事項に準拠しています。厚さ範囲は約8µm~19mmです。

標準はどのような目的に使用されtいるの?
検定済膜厚標準は膜厚計の較正及び操作検証するために使用されおり、ISO及び社内品質管理の両方を果たすのに重要な要因です。デフェルスコ社の標準の全ては、精度+0.25ミクロンでNIST/NPLトレーサビリティを示す較正証明書が添付されています。


Plates


Plastic Blocks

選び方は?
鉄、アルミニウム、プラスチックの3種類の標準をご用意しています。


  • 鉄用標準は名称の頭文字が "S"( CAL-S1) で、ポジテスト及びポジテクタ6000 F シリーズのような磁気式膜厚計で使用されます。
  • アルミニウム標準は名称の頭文字が "A"( CAL-A1) で、ポジテクタ6000 NF シリーズ及び200のような渦電流式及び超音波式膜厚計で使用されます。
  • プラスチック標準は名称の頭文字が "P"( CAL-P1) で、厚さ1500 µmを超える磁気式及び渦電流式で使用されます。各プラスチックブロックを適当な母材上に置き、測定します。

零点プレートは何に使うの?

最良の精度を得るために、被膜のない測定対象母材上で零点チェックを実施し、必要なら零点調整してください母材表面が粗い、非常に薄い、合金の場合、特に重要です。零点チェック用被膜なし試験片が入手できない場合、零点プレートで零点調整をすることを要求している手順もあります。

 

零点プレートは、母材のないものを測定する際にも使用されます。紙、プラスチック、ゴムなどの大きなシートを測定する際、零点プレートを測定対象の下に置くことにより、膜厚計を使用することができます。測定物が非常に大きくて、マイクロメータなどが使用できない時、便利です。スクリーン印刷では、零点プレートを使用して、被印刷物の厚みを測定します。

膜厚計を較正する際、プラスチック片があるのに、なぜ検定済膜厚標準を使用するの?

ポジテクタ6000やポジテストDFTには検定なしのプラスチック片が添付されています。

 

しかし、これらのプラスチック片は以下の理由により、較正確認用としては適していません。

  • 国際機関のトレーサビィリティ及び証明がありません。
  • 膜厚計を較正するために必要な精度となっておりません。
  • ポジテストFMやポジペンなどの機械式膜厚計には使用できません。

適正な標準はどのように選ぶの?

膜厚標準は、膜厚計の測定範囲の精度を確認するのに使用されています。測定範囲を最もカバーする膜厚標準を選んでください。詳細は 仕様一覧 を参照してください。

標準は再較正可能なの?

再較正は可能です。しかし、時間と費用から、得策ではありません。新しく購入されることをお勧めします。



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2008 Honda Business Systems Ltd. Updated: February 8, 2008